石橋蓮司の若い頃は?嫁や娘は?現在も活躍中
もくじ
石橋蓮司とは
石橋蓮司さんとは、どんな俳優さんなのかを解説していきます。
映画「ふろたき大将」で主役デビュー
石橋蓮司さん(本名同じ)は、1941年8月9日 生まれ(82歳)、東京府荏原区(現在の東京都品川区)出身です。
身長178cm、血液型はAB型。
日本大学高等学校卒業後、日本大学藝術学部映画学科に入学するも中退しています。
子供の頃、建具職人だった父と母が離婚して、母に引き取られます。
母、姉、弟の4人と、母が東京都品川区戸越で連れ込み旅館(現在でいうラブホテル)を経営しており、そこで育ちました。
13歳の中学生の時(1954年)、母親に連れられて、当時近所にあった劇団若草のオーディションを受けて合格します。
そして同じ年に、東映児童劇映画第1回作品「ふろたき大将」(関川秀雄監督)で、いきなり主役として映画デビューを果たすのです。
この、映画「ふろたき大将」は、瀬戸内海にある原爆孤児を育てる学園で、風呂焚き係として成長していく少年を主人公に描かれた映画で、その主人公の少年役を石橋蓮司さんが好演されています。
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— いまはただの猫だったりします (@mozeqytulywi) July 21, 2016
石橋蓮司が韓国人という噂は本当?
石橋蓮司さんが韓国人ではないかという噂がありますが、石橋蓮司さん自身は東京都の出身で、ご両親とも日本人とのことで、韓国人ではないそうです。
石橋蓮司さんの奥さんの緑魔子さんが韓国人ではないかという噂もありますが、緑魔子さんも日本人(台湾出身)で、こちらも韓国人ではないそうです。
(緑魔子さんの詳細は、下記で紹介しています。)
ですので、韓国人という噂は間違いです。
石橋蓮司の若い頃について
今ではすっかり大御所になられた石橋蓮司さんですが、若い頃はどんな俳優さんだったのでしょうか。以下、その点について解説していきます。
「劇団青俳」に入団、舞台俳優に
石橋蓮司さんは、17歳で劇団若草を辞めて、東映児童劇団に身を預けました。
その後、日本大学芸術学部に進学しますが、中退して、1965年、「劇団青俳」の養成所に入所します。
「劇団青俳」は、木村功氏、岡田英次氏や織本順吉氏などが創設した劇団で、この他に蜷川幸雄氏や西村晃氏などが在籍しており、一時期は演劇界のみならず、映画やテレビ界にも影響のある劇団だったそうです。
石橋蓮司さんの1年先輩には蟹江敬三さん、宮本信子さんがいました。
その後の1968年、石橋蓮司さんは、「劇団青俳」を脱退し、一緒に脱退した、清水邦夫氏、蜷川幸雄氏や蟹江敬三氏、岡田英次氏らと共に、劇団「現代人劇場」を立ち上げます。
「現代人劇場」は、「真情あふるる軽薄さ」の舞台など、若者の人気を集めましたが、1971年に解散します。
そして、1972年に、清水邦夫氏、蜷川幸雄氏や蟹江敬三氏と劇結社「櫻社」を結成します。
「櫻社」の旗揚げ公演「ぼくらが非情の大河をくだる時」は、岸田戯曲賞を受賞するなど、高い評価を得ますが、1974年に、演出家の蜷川幸雄氏が商業演劇に活動を広げたのをきっかけに、「櫻社」は解散します。
「劇団青俳」時代から、共に舞台の活動をしてきた蟹江敬三さんは、それ以降、テレビドラマなどに活動の場を移していきましたが、その一方で、石橋蓮司さんは、舞台への情熱は変わらず、1976年、女優の緑魔子さんと共に、自ら、劇団「第七病棟」を旗揚げして、唐十郎や山崎哲の作品を上演して、その多くの作品の演出をも手がけて活躍しています。
舞台「ビニールの城」では、1985年のゴールデン・アロー賞演劇賞を受賞しています。
テレビ、映画で名脇役として活躍
演劇人としての活動を続ける一方で、テレビやドラマでの活躍も増えていきます。
石橋蓮司さんの若い頃は、悪役やアブノーマルな役を演じることが多かったです。
1960年代では、深作欣二監督「狼と豚と人間」(1964年)でチンピラ役をはじめ、映画「網走番外地」シリーズでの囚人役や、その他の映画でヤクザ役等で出演していました。
また、映画「座頭市御用旅」(1972年、森一生監督)などの時代劇にも出演しています。
いずれも悪人やヤクザ者などの個性的な役どころが多かったです。
しかしながら、降旗康男監督、深作欣二監督、市川崑監督、篠田正浩監督、三池崇史監督など、名だたる名匠の作品に数多く出演していることから、俳優としての才能は高く評価されていました。
■■■昭和悪役列伝■■■
— 昭和television (@televis45502372) May 29, 2022
石橋蓮司
(昭和16年8月9日〜)
東京都出身。劇団若草を経て13歳で東映児童劇映画でデビュー。劇団員から映画、テレビと活躍の場を広げる。悪役などのアブノーマルな役からコミカルな役柄まで幅広く演じ、テレビのドキュメンタリー番組のナレーションなどでも知られる。 pic.twitter.com/ttrZc6GDvt
若い頃の石橋蓮司さんで、私が個人的に印象深い作品として挙げたいものは、映画「天城越え」(三村晴彦監督)です。
これは、松本清張原作のサスペンスで、1983年に上映された映画です。
この作品で、石橋蓮司さんは、「樹木希林」さんと夫婦の役を演じていました。
この夫婦は、被害者の聞き込みにきた刑事の前で、派手な夫婦喧嘩を始めるのです。
この2人の夫婦喧嘩が凄まじくて、呆気に取られて見ていましたが、この激しくもユーモラスで、コンビネーションの良い、力と力のぶつかり合いのような演技は、今思えば、日本を代表する名優となるお2人の未来を予感させるような演技でした。
#このミステリー映画音楽が好き
— 京 (@wBOo2TrbSjGomjf) October 8, 2023
天城越え
古い映画で 実は映画自体はちゃんと観ていないのですが いまだにこの曲が流れると 少年の複雑な表情と女の悲しい笑顔が頭に浮かびます pic.twitter.com/PW34o1VkaT
そして、昭和から平成の時代に入ると、善人役や重要な役を演じることが多くなり、お茶の間にもお馴染みになっていきます。
映画「浪人街 RONINGAI」(1990年、黒木和雄監督)「われに撃つ用意あり READY TO SHOOT」(1990年、若松孝二監督)に出演し、第14回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しています。
昨日お誕生日だった石橋蓮司さんの『浪人街』より激シブ殺陣‼️
— バタブラMarkⅡ (@mhk1202180718) August 10, 2020
一太刀ごとに納刀!抜刀!また納刀!
熱い!熱過ぎる‼️ pic.twitter.com/wLE2TS3oRE
また、映画「日本の黒い夏─冤罪」(2001年、熊井啓監督)での吉田警部役が印象に残っています。
テレビドラマでは、大河ドラマや、時代劇:「新・座頭市」、「必殺シリーズ」、「暴れん坊将軍」、「鬼平犯科帳」などや、「火曜サスペンス劇場」などの2時間ドラマに多数出演しています。
石橋蓮司 主な出演作品
◆映画
- 「非行少女ヨーコ」(1966年、降旗康男監督)ナロン役
- 「あらかじめ失われた恋人たちよ」(1971年、清水邦夫 田原総一朗監督)哮役(主役)
- 「霧の旗」(1977年、西河克己監督)山上武雄役
- 「赫い髪の女」(1979年、神代辰巳監督)光造役
- 「悪霊島」(1981年、篠田正浩監督)吉太郎役
- 「獣たちの熱い眠り」(1981年、村川透監督)岸井節男役
- 「天城越え」(1983年、三村晴彦監督)土谷良作役
- 「火宅の人」(1986年、深作欣二監督)桂一雄の父役
- 「四十七人の刺客」(1994年、市川崑監督)小林平八郎役
- 「八つ墓村」(1996年、市川崑監督)洪禅和尚役
- 「金融腐蝕列島〔呪縛)」(1999年、原田眞人監督)中澤正雄役
- 「オーディション」(1999年、三池崇史監督)島田老人役
- 「どら平太」(2000年、市川崑監督)継町の才兵衛役
- 「日本の黒い夏ー冤罪」(2001年公開、熊井啓監督)吉田警部役
- 「黄昏流星群 星のレストラン」(2002年、富岡忠文監督)立松一平役(主役)
- 「着信あり」(2003年、三池崇史監督)本宮勇作(刑事)役
- 「今度は愛妻家」(2010年公開、行定勲監督)原文太(オネェ)役
- 「アウトレイジ」(2010年、北野武監督)村瀬(組長)役
- 「大鹿村騒動記」(2011年、阪本順治監督)重田権三役
- 「四十九日のレシピ」(2013年、タナダユキ監督)熱田良平役
- 「超高速!参勤交代」(2014年、木本克英監督)松平輝貞役
◆テレビドラマ
- 「独眼竜政宗」(1987年、NHK大河ドラマ) 柳生宗矩役
- 「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」(2000年〜2017年、フジテレビ系)工藤栄作役
- 「北条時宗」(2001年、NHK大河ドラマ)北条時広役
- 「義経」(2005年、NHK大河ドラマ) 富樫泰家役
- 「風林火山」(2007年、NHK大河ドラマ)庵原忠胤(いはらただたね)役
- 「仮面ライダーディケイド」(2009年、テレビ朝日系)光栄次郎役
- 「花子とアン」(2014年、NHK朝ドラ) 安東周造役
- 「Dr.倫太郎」(2015年、日本テレビ系)池正行役
- 「西郷どん」(2018年、NHK大河ドラマ)川口雪篷役
- 「#家族募集します」(2021年、TBS系)野田銀治役
- 「日本沈没-希望のひと-」(2021年、TBS系)里城 弦(さとしろ げん)役
- 「ヒロシマ8.6ドラマ ふろたき大将 故郷に帰る」(2016年7月1日、NHK広島)主人公 宮田徳三役
石橋蓮司の現在について
ここでは石橋蓮司さんの現在はどうなっているのかを見てみます。
石橋蓮司が病気という噂は本当?
石橋蓮司さんが病気ではないか、あるいは死亡しているのではないかという噂が流れていることがあります。
結論から言いますと、80歳を過ぎた今でも、現役の俳優として活動していますので、お元気ですし、大病を患っているという情報もありません。
この噂は、松本清張原作で、何度もドラマ化されている「けものみち」という作品があるのですが、そのドラマで演じた役柄のせいではないかと言われています。
この「けものみち」が、1982年にNHKでドラマ化されたとき、石橋蓮司さんは、主人公の女性の夫で、病気で寝たきり状態のところを、家に放火され、焼き殺されるという悲惨な役を演じています。
「けものみち」は何度かドラマ化されているので、その度に、1982年のドラマ映像が話題となって、病気の噂が広まったようです。
ドラマ関連の噂で言えば、今年、「インフォーマ」(2023年、関西テレビ)というドラマで、余命宣告を受けた元大物政治家役を演じており、電動車椅子に乗り、医療用酸素を装着した姿で出演していたことが、病気であるという噂を煽ったとも思われます。
また、共演作品が多数、長年の友人であった、俳優原田芳雄さんが2011年に亡くなっていたり、人気のあったテレビドラマのシリーズ、「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」で共演していた、市原悦子さんが2019年に亡くなったりと、関係者の訃報があるタイミングで、このような噂が出たと考えられます。
映画、テレビ、演出家としても活躍
石橋蓮司さんは80歳を超えた現在でも活躍をされています。
映画「一度も撃ってません」(2020年、阪本順治監督)では、主役の、市川進 / 御前零児役を演じて、18年ぶりの映画主演ということで、話題となりました。
この映画は、石橋さんの50年来の友人である、桃井かおりさんが、阪本順治監督に、「次は石橋蓮司主演で映画を撮って欲しい」とリクエストしたことがきっかけで制作されたといわれています。
石橋蓮司さん、桃井かおりさんと長らく友人だった、名優 原田芳雄さん(2011年没)の自宅での飲み会の席でのことでした。
石橋蓮司さんは、それ以前にも、第69回日本推理作家協会賞を受賞するなどで注目を集めた、柚月裕子著の長編警察小説を映画化した作品、「孤狼の血」(2018年、白石和彌監督)では、五十子会会長・五十子正平役で出演しています。
テレビドラマでは、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年)で、 三条西実澄役を演じた他、NHK BSプレミアムでの時代劇などに度々出演しています。
また、近年話題となっている、Netflixが配信して、賛否両論で注目された、配信ドラマ「全裸監督 シーズン2」(2021年、総監督:武正晴)では、高宮栄一 役で出演しています。
舞台では、自ら主宰する「第七病棟」で、長年、演出を担当して活躍しています。
その他の舞台ですが、世田谷パブリックシアターでの、「リア王の悲劇」(2004年、演出:佐藤信)に出演しています。
石橋蓮司さんは、ナレーションでの活躍も見られます。
「ザ・ノンフィクション」「横須賀酔いどれ相談所」(2004年、フジテレビ)
CM「ACジャパン」(2022年)などがあります。
石橋蓮司の嫁と娘について
ここでは石橋蓮司さんのご家族、妻と娘さんについて見てみましょう。
石橋蓮司の嫁は女優の緑魔子
石橋蓮司さんの嫁、奥様は女優の「緑魔子」さん(本名:石橋良子、1944年3月26日生まれ、台湾・台北市出身)です。
緑魔子さんとは、緑さんの代表作の1つ、映画「非行少女ヨーコ(1966年、降旗康男監督)や「男なんてなにさ」(1966年、渡辺祐介監督)などの作品で共演しています。
ずっと見たかった緑魔子主演「非行少女ヨーコ」(1966年)。
— ジュヌヴィエーヴ金子 (@anouchkavintage) June 23, 2019
この映画の緑魔子のヘアスタイル横顔や斜め横向きの瞳や鼻の形は「はなればなれに」(1964年)のアンナ・カリーナによく似ている。緑魔子ってロシアとかスラヴの血が混じっていそうな顔立ちだなあ。頬骨のラインがいいのよね。 pic.twitter.com/xNSNBQNl1G
映画での共演がきっかけで、石橋蓮司さんと緑魔子さんはお付き合いを始めます。
お付き合いを始めた当時、緑魔子さんは東映に所属するスター女優で、アイドルのように売れっ子の女優さん、それに比べて石橋さんは、映画などのお仕事もしていましたが、劇団を旗揚げしたばかりの頃で、あまりお金のない時期でした。
石橋さんは、売れていない自分を、スター女優の緑魔子さんが相手にしてくれることを不思議に思ったそうです。
いわゆる格差のあるカップルといったところでしょうか。
お二人がお付き合いを始め、石橋蓮司さんが緑魔子さんの渋谷区のマンションに転がり込む形で、共同生活がスタートしたそうです。
そのうちに、自然の成り行きで、緑魔子さんは妊娠して、1972年5月3日に女の子が生まれました。
子供が生まれてからも、石橋蓮司さんと緑魔子さんは、籍を入れませんでした。
形式的なことにはこだわりたくないという、お二人の一致した意見でした。
その後、娘さんが小学校へ入学する1979年に、ようやく籍を入れました。
こうして、晴れて夫婦となった石橋蓮司さんと緑魔子さんですが、1980年代半ばになると、石橋さんは仕事場を借り、自宅にほとんど戻らなくなり、そのまま別居状態となります。
二人でいるとケンカが絶えなくて、お互いに辛かったというのが原因だそうです。
そして、かれこれ40年くらい経つ現在も、別居状態は続いているものの、夫婦としては良好な関係が続いているそうです。
ある雑誌のインタビューで、石橋蓮司さんは妻の緑魔子さんについて、「同志であり、一緒に闘ってきた人間なんだよ」とおっしゃっていて、離婚はあり得ないということです。
たとえ離れて暮らしていても、夫婦として固い絆で結ばれている、石橋蓮司さん緑魔子さん夫妻です。
石橋蓮司の子供は娘で女優?
石橋蓮司さんには、娘さんが1人います。
1972年5月3日生まれで、お名前は「阿礼」(あれい)さんといいます。
この「阿礼」という名前は、お二人が好きな作家の、高橋和巳さん著の小説「邪宗門」に登場する、教主の娘さんの名前からとったそうです。
娘さんが生まれたとき、「未婚の母がいるのなら未婚の父でもいいんじゃないの」ということで、石橋蓮司さんは、区役所に「石橋阿礼」と書いて、出生届を提出しました。
しかし、区役所から、未婚の父は認められないと拒否され、緑魔子さんの本名である、小島姓に直したというエピソードがあります。
そして、娘の阿礼さんが小学校に上がる時、担任の女性教師から「手続き上、いろいろ面倒だから籍を入れたらどうですか」と提案されたため、「まあ、それでもいいか」ということで、入籍することを決めたそうです。
「子はかすがい」といいますが、娘さんの小学校入学がきっかけで、正式な夫婦となったのですね。
ところで、石橋蓮司さんの娘さんが女優ではないかとの噂がありますが、これは間違いです。
娘の阿礼さんは一般人で、女優ではありません。
結婚をして、子供さんがいるそうですが、一般人のため、詳しい情報はわかりませんでした。
石橋蓮司と石橋凌は兄弟?
石橋蓮司さんと言えば、石橋凌さんとの関係がよく取り上げられますが、お二人はどんな関係なのでしょうか?
石橋蓮司と石橋凌の関係は?
石橋蓮司さんと石橋凌さんが兄弟という噂がありますが、結論から言うと、兄弟ではありません。親戚でもない、全くの赤の他人です。
石橋蓮司さんは、1941年生まれ、東京都出身で、石橋凌さんは、1956年生まれで、福岡県の出身です。
出身地も違いますし、兄弟にしては年齢も離れすぎています。
顔立ちも似ていませんし、単に苗字が同じ「石橋」ということで、そのような噂が出たと思われます。
ではここで、石橋凌さんについて解説します。
石橋凌さんは、1956年生まれで、福岡県久留米市出身、福岡県立久留米高校を卒業後、地元でセミプロのバンド活動をしていました。
1978年からは、「ARB」というバンドのボーカルとして活動していました。
その後、バンドが思うように売れずに悩んでいたときに、松田優作さんらと出会い、松田優作さんに誘われ、1986年、映画「ア・ホーマンス」に出演しました。
(ちなみに、この「ア・ホーマンス」で石橋蓮司さんと共演しています。)
その時に松田優作さんから、みっちりと演技指導を受けて、キネマ旬報新人男優賞を受賞し、本格的に俳優を目指し、主に俳優として活躍しています。
妻は女優の原田美枝子さん、子供は3人で、長男は一般人、長女は歌手の優河さん、二女は女優の石橋静河さんです。
石橋静河さんは、2018年前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」に出演して、注目されました。
石橋静河さんが石橋蓮司さんの娘ではないかという噂がありましたが、この噂は間違いでしたね。
まとめ:石橋蓮司は子役でデビュー後、舞台俳優となり、テレビ、映画でも名脇役として活躍中
石橋蓮司さんは、現在82歳になりますが、中学生の時に劇団若草に所属、13歳の時に映画「ふろたき大将」でデビューして以来、役者一本の人生を歩んできました。
昭和の時代には、よく「子役は大成しない」というジンクスがありましたが、このジンクスを見事に打ち破ったのが、石橋蓮司さんです。
大学を中退して、「劇団青俳」に入り、その後、蜷川幸雄氏らと「櫻社」などを立ち上げ、その劇団が解散すると、「第七病棟」という劇団を主宰し、主に演出を担当して活躍、現在に至ります。
映画やテレビドラマでも、昭和時代は、最初、端役が多かったものの、平成に入ってからは、話題の映画やテレビドラマに重要な役で出演して、注目を集め、高い評価を得ています。
そして、80歳になる頃に、映画「一度も撃ってません」の主役を演じるなど、私たちに、まだまだこれからという期待を抱かせてくれる俳優さんです。
これからも円熟みを増した、いぶし銀の演技を私たちに見せてくれるであろう、石橋蓮司さんから目が離せません。
昨日は石橋蓮司氏誕生日。以前はクセの強い役が多くどこか近づき難い雰囲気がありましたが、次第に深い人間味を感じさせる名優に。「浪人街」の居合の迫力、「日本の黒い夏」の刑事、「蕨野行」の老人等に滲ませる、時に滑稽さを織り交ぜた人間くささ。近作「一度も撃ってません」はその集大成でした。 pic.twitter.com/o7YroIFCto
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) August 10, 2022
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